写真をクリックすると大きくなります。
南極のペンギンは人間の恐さを知りません。近づき集団の中に
入っても逃げません。南極生活の閉ざされた生活の中では、
ペンギンとの出会いは非常に心を和ませてくれます。
そろそろ南極は夏の季節となり、外は太陽の沈まない白夜を
迎えます。
昭和基地ではいつでもペンギンが見れるわけではありません。
現地の春(11月頃)になると、ペンギンは子供を作る為に、近くの
島に集まり集団生活を営みます。これがルッカリーで生物担当の
研究者にとっては大切な研究場所となります。
ペンギンは愛らしいもので
殆どがツガイで寄り添って
います。
人間生活と同様、一人者
もいます。
子供が出来ると、卵を
暖めるのはオスです。
メスは餌を取りに、海
まで出かけます。オスは
食事なしで我慢します。
人間に似ていますね?
カップルが出来ると、子供
を産むための巣作りに入り
ます。周りの石を集めて
丸い輪を作ります。
ペンギンは非常に仲良く
この共同作業を行い、人間
も恋愛について考えさせ
られます。
二匹のキスシーンです。
写真を撮ろうと集団の中に
入っていくと、二人の愛を
確認するかの様に、必ず
キスを交わします。
結婚式の挨拶には、この
出来事をご紹介すのが
最もふさわしいと思い
ました。
ここで見られるのは殆どが
アデリーペンギンです。
体は小さく、この様に羽を
広げて氷原をよちよち歩くと
まるで人間の赤ちゃんに
そっくりです。南極には南極
条約があり、動物を捕まえる
事は禁止されています。
このほかに、アザラシ、盗賊
カモメ等がみられます。
ルッカリーの訪問
ペンギンの集合場所(ルッカリー)